事前利用準備(OS) - ODBC設定(Windows/MySQL)
当ページでは、MySQLに対するODBC接続設定の作成手順について解説します。
Windows環境の場合
MySQL用ODBCドライバのインストール
OSに対応するODBCドライバを入手。以下公式サイトより現行最新のインストーラをダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラを起動しインストール作業実施。デフォルト設定のままで進めてください。
コントロールパネルから[管理ツール]→[ODBCデータソース(64ビット)]を選択し、[ドライバー]タブにMySQLのODBCドライバの情報が表示されていればOKです。
MySQL用ODBC接続の作成
次いで、上記設定を踏まえたMySQL用のODBC接続を作成します。
作成にあたり、予め抽出対象のMySQLデータソースの以下情報を確認し控えておいて下さい。
- 接続先サーバホスト名
- 接続先DBのポート番号
- 接続先DBのDB名
- 接続先DBのユーザー名
- 接続先DBのパスワード
ODBCデータソースの管理画面より、[システムDSN]タブを開き[追加]ボタンを押下。
セットアップするデータソースのドライバ選択にて、先程導入したUnicode版ドライバを選択し[完了]を押下。
Note
Data Uploaderが対象とするDBには日本語が含まれている事を想定していますので、日本語にも対応したUNICODE版を使うようにしてください。
接続情報の設定。必要な情報を入力し、[Test]ボタン押下で正しく接続出来ていることを確認した上で[OK]を押下。併せて以下設定も行って下さい。
- [Cursors/Results]タブ:"Don't cache results of forward-only cursors"を有効(チェック設定)
Note
この設定を「OFF」にすると、ローカルでクエリの結果セットを保持する形となりメモリを大量に使用します。
DB側に負担を掛けさせたくないという理由で設定値としては「ON」を推奨していますが、
Data Uploader搭載マシンにメモリが潤沢にある場合は「OFF」で稼働させる事もご検討ください。
- ODBC接続が作成出来ました。この作成の際に設定したODBC名(上記例の場合:csa-odbc-mysql-con)はData Uploaderの設定で利用しますので控えておいて下さい。