当ページでは、CSA Data Uploaderを利用するにあたって有用な情報について解説します。
Tips¶
時刻情報取得先を変更¶
現行CSA Data Uploaderの仕様では、アプリケーションの時刻情報取得時に NTPポート(ポート番号:123) を用いて処理を行っていますが、ご利用の環境によってはこのポートを利用出来ない場合があります。
その場合、当項で紹介する方法を用いる事で情報取得時のポート及び取得先を変更し、問題を回避することが可能です。
- (対応方法)
- Windows環境変数として
CSA_DU_USE_HTTPS_TIME_SERVER
を新規作成 - 上記環境変数の値に
true
を設定
- Windows環境変数として
- (設定前後の挙動の違い)
- (設定変更前) NTPポート(123)を用いてGoogle Timeサーバにアクセス
- (設定変更後) HTTPSポート(443)を用いて NICT Timeサーバにアクセス
サービスエンドポイントを変更¶
IAMロールを用いたクレデンシャルを使用してS3に接続する場合やSNS通知を行う場合、現行CSA Data Uploaderではデフォルトのエンドポイントを使用します。
ご利用の環境によって任意のエンドポイントを使用したい場合、環境変数でエンドポイントURLを設定することが可能です。
- (STSエンドポイントURL)
- 環境変数として
CSA_DU_AWS_ENDPOINT_URL_STS
を新規作成 - 上記環境変数の値にURLを設定
- 環境変数として
- (SNSエンドポイントURL)
- 環境変数として
CSA_DU_AWS_ENDPOINT_URL_SNS
を新規作成 - 上記環境変数の値にURLを設定
- 環境変数として